外壁を2色にすることで、家の印象は大きく変わります。
個性的なデザインにしたい、家を大きく見せたい、アクセントをつけたいなど、さまざまな要望に応えることができます。
しかし、せっかく2色にするなら、失敗したくないですよね。
この記事では、外壁2色にする際の塗り分け方や張り分け方、そして失敗しないための注意点などを解説していきます。
これからマイホームを建てる予定で、外壁のデザインにこだわりたいと考えている方のお役に立てれば幸いです。
外壁を2色にするメリット
外壁を2色にするメリットはたくさんあります。
1:個性を表現できる
外壁を2色にすることで、周りの家と差をつけ、個性的なデザインを実現できます。
自分の好みの色や組み合わせで、オリジナリティあふれる外観に仕上げることができます。
2:家を大きく見せられる
色の使い方は、家の見え方にも影響を与えます。
例えば、1階を濃い色、2階を明るい色にすることで、縦方向に視線を誘導し、家を大きく見せる効果が期待できます。
3:アクセントをつけられる
外壁の一部にアクセントカラーを使うことで、デザインにメリハリをつけ、個性を際立たせることができます。
玄関ドアや窓枠、ベランダなどにアクセントカラーを使うことで、視覚的なポイントとなり、家の印象をガラリと変えられます。
外壁2色組み合わせの失敗しないための7つのポイント
外壁を2色にする際に気をつけたいポイントを7つ紹介します。
これらのポイントを押さえることで、失敗を防ぎ、理想通りの外壁を実現することができます。
1:色の組み合わせ
色の組み合わせは、外壁のデザインを左右する重要な要素です。
基本的には、同系色でまとめると失敗が少ないでしょう。
例えば、白とグレー、グレーと黒、クリーム色とブラウンなど、色のトーンを揃えることで、まとまりのある外観に仕上がります。
2:比率
2色の比率は、全体のバランスに大きく影響します。
一般的には、メインカラーを6~7割、アクセントカラーを3~4割にするのがおすすめです。
アクセントカラーの割合が多すぎると、落ち着きがなくなり、逆に少なすぎると存在感が薄れてしまいます。
3:セパレーションカラー
2色の境界部分に、セパレーションカラーと呼ばれる別の色を使うことで、より引き締まった印象になります。
セパレーションカラーには、白や黒など、2色と調和しやすい色を選ぶのがおすすめです。
4:素材との組み合わせ
外壁の素材によって、色の見え方が変わります。
例えば、サイディングとタイルでは、同じ色でも光沢や質感などが異なるため、事前にサンプルなどで確認することが大切です。
5:周囲の環境との調和
家の周りの環境にも配慮し、周囲の建物や緑との調和を意識しましょう。
特に、隣家との色のバランスには注意が必要です。
6:日当たり
日当たりによって、色の見え方が変わります。
日当たりの良い面は明るく、日当たりの悪い面は暗く見えるため、色の選び方にも工夫が必要です。
7:予算
外壁の色によって、塗装費用やタイルの価格などが変わります。
予算に合わせて、現実的な選択肢を検討しましょう。
まとめ
外壁を2色にすることは、家のデザインに個性を加えるだけでなく、空間の印象を大きく変える効果があります。
しかし、色の組み合わせや比率、素材との調和など、注意すべき点はたくさんあります。
この記事で紹介したポイントを参考に、失敗しない外壁デザインを実現しましょう。
そして、自分だけの理想の外壁で、快適で素敵なマイホームライフを送ってください。