塗料が硬化し塗膜を形成するのに、温度と湿度が大きく影響する
川崎市高津区で外壁や屋根の塗装を業者に依頼し、塗装工事を行ってもらう場合、気候条件を考慮する事が必要です。
これは塗装部位に、その塗料の持つ性能の塗膜がしっかりと形成されるためには、塗装する下地の表面状態と、塗料が硬化し塗膜を形成するのに、温度と湿度が大きく影響するからです。
温度に関しては、10℃以下では塗料を塗る下地表面に結露が生じ易く、また乾燥に時間を要するために不向きです。
また塗料は高温になるほど乾燥時間が短くなるメリットはありますが、40℃以上になると塗面にピンホールが多数発生したり、付着不良が生じ易くなり、所望の塗膜が得られなくなります。
一方で、湿度は温度との兼ね合わせがありますが、塗装前に下地表面に結露を生じない事と、乾燥が完了するまでに塗装表面に水分が付かない事が必要で、その条件として湿度は45%~80%が最適と言えます。
こうした塗料が下地としっかりと固着した良質な塗膜を形成する条件である、気温が10℃~30℃、湿度が45%~80%が安定して得られる気候・季節を選んで工事してもらう事が必要なのです。
この気候・季節条件を考えると、真冬や真夏や梅雨時を避け、春や秋の晴天が続くタイミングで外壁塗装を行ってもらうのがベストと言えます。