外壁塗装ではペンキや塗料を使って行っていきます。
しかし、多くの方が「ペンキは何回塗れば良いのか?」という基本的な疑問を持っているのではないでしょうか。
特に、初めて外壁塗装を行う方や、長持ちする塗装を目指す方にとって、この疑問は解決しておく必要があります。
今回は、ペンキ塗りの正しい回数とその理由、そして二度塗りが推奨されない背景について、詳しく解説します。
□ペンキは何回塗るのが正しい?
外壁塗装の際、最も一般的な塗り回数は下塗り、中塗り、上塗りの三回塗りです。
近年の塗料技術の進化により、特定の条件下で下塗りや中塗りが不要な製品も市場に登場しています。
しかし、これらの製品を選択する際には、その特性や使用方法を正確に理解することが必要です。
下塗りは、外壁材とペンキ・塗料の接着力を高めるだけでなく、発色を綺麗にするためや、ひび割れや小さな穴を補修する役割も果たします。
これにより、上塗り時の仕上がりが向上します。
中塗りは、上塗りを平滑な塗膜にするための塗料であり、下塗りと上塗りの間にある接着剤としての役割を果たします。
上塗りは、最終的な仕上がりを決定するため、均一に平滑に美しく仕上げることが求められます。
□二度塗りではだめな理由とは?
塗料やペンキは基本的に三度塗りとなっています。
二度塗りでは以下のようなリスクがあるため注意しなければなりません。
*塗料の耐用年数
三度塗りが基本である塗料を二度塗りすると、その塗料の耐用年数が大幅に短くなります。
具体的には、三度塗りで10年の場合、二度塗りでは5年も持たない可能性が高まります。
*塗料の厚さとその影響
塗料は厚く塗るほど寿命が延びるといわれています。
しかし、二度塗りにすると、塗料の厚さが3割程度減少するため、耐用年数が短くなるだけでなく、塗膜の品質も低下するリスクが増加します。
*ピンホールというリスク
二度塗りの場合、ピンホールと呼ばれる小さな穴が残る可能性が高まります。
これにより、雨や風が内部に侵入しやすくなるリスクが増加します。
基本的に塗料やペンキは三回塗ることが推奨されています。
二度塗りでも大丈夫な塗料もありますが、二度塗りをすすめてくる塗装会社には注意する必要があります。
□まとめ
ペンキ塗りにおいて、三度塗りが基本であることを理解することは非常に重要です。
二度塗りでは、塗料の耐用年数が短くなるだけでなく、塗膜の品質も低下するリスクがあります。
当社は、国家資格である一級塗装技能士を持った外壁塗装のプロが施工するため、安心してご依頼いただけます。
外壁塗装を検討している方はお気軽にお問い合わせください。