悪質な塗装業者による詐欺被害の件数は年々増加傾向にあります。
では、悪徳業者に騙されないための注意点とは何でしょうか。
すぐに役立つ3つの見極めポイントについてご説明しましょう。
■割引額が大きすぎる
見積もりは契約の成否を決める重要な段階なので、営業担当者もできるだけ魅力的な金額を提示しようとするのは当然のことです。
とはいえ、割引額が数十万円になっている場合には注意が必要でしょう。
適正な見積もりを行なっているのであれば、それほど大きな割引をするのはほぼ不可能です。
ですから、割引額が余りにも大きいということは、契約を取るという目的のためにいい加減な見積もりをしていることの表れと言えます。
「見積もりを一式にまとめて割引にしてあります」という表現にも注意が必要です。
悪質な業者では、この種の表現を使って詳細を記載せずに見積もりを作成することが少なくありません。
ですから、「一式」という表現を見たなら、「平米単価などの詳細を書いた見積書をください」と依頼しましょう。
もし応じることをためらうのであれば、塗装の依頼はしないのが賢明です。
■「無料」を強調してくる
「今契約していただければ足場料金を無料にします」というように、「無料」を強調して契約を迫るのも悪質業者の手口です。
足場を設置するのは10万円以上の費用が発生する作業であり、無料にするのはほぼ不可能です。
よほど規模の大きな建設会社でない限り、自前の足場を所有しているというケースはほぼありません。
たとえ見積もりに「足場・無料」と書かれていても、その料金は確実に別の項目へ上乗せという形で含まれています。
ですから、「無料」という表現を前面に押し出してくる業者はすぐに断るべきでしょう。
■説明をせずひたすら不安を煽る
「すぐに塗装をしないと外壁が崩れ落ちてもっと費用が発生します」というような表現で不安を煽るのも悪質業者の常とう手段です。
「どこが」「どうなっている」の説明をせずに、ひたすら「危険です」「多額の出費になります」という言葉で押し込み契約を取ろうとしてきます。
そうしたケースでは「長話をせず、家の中に入る」というのが最も簡単な対処方法です。
山下塗装工業では、分かりやすく適正な見積もりの作成を徹底しており、過剰な割引や足場の無料などでお客様に契約を迫るということは決してありません。
不明な点や質問に対してその場ですぐに回答してもらえるというのも魅力です。