ガルバリウム外壁塗装は、その耐久性やデザイン性の高さから人気が高まっています。
しかし、種類が多く、それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解するのは難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ガルバリウム外壁塗装の種類を、デザインや機能性、価格などの観点から詳しく解説していきます。
ガルバリウム外壁塗装の種類
ガルバリウム外壁塗装は、鉄にアルミニウムと亜鉛を合金化したガルバリウム鋼板に塗装を施したものです。
錆びにくく、耐久性が高いのが特徴で、近年ではデザイン性の高い商品も増えています。
ガルバリウム外壁塗装の種類は、大きく分けて以下の3つがあります。
1:金属サイディング
金属サイディングは、ガルバリウム鋼板を薄い板状に加工したものです。
軽量で施工がしやすいのが特徴です。
デザインも豊富で、木目調やレンガ調など、さまざまなテイストの外壁を実現できます。
2:金属パネル
金属パネルは、ガルバリウム鋼板を板状に加工したもので、金属サイディングよりも厚みがあります。
そのため、より強度があり、遮音性や断熱性にも優れています。
大型の建物や工場などに多く使われています。
3:金属板
金属板は、ガルバリウム鋼板をそのまま使用したものです。
最もシンプルで、コストパフォーマンスに優れています。
デザインは限られますが、その分、シンプルでモダンな外壁を実現できます。
ガルバリウム外壁塗装の色選びのポイント
ガルバリウム外壁塗装の色選びは、家の外観を大きく左右するため、慎重に行う必要があります。
汚れやすさやメンテナンスのしやすさ、艶の有無など、さまざまな要素を考慮して、最適な色を選びましょう。
1:汚れやすさ
ガルバリウム外壁塗装は、汚れが目立ちやすいという特徴があります。
特に、黒や白などの濃い色や薄い色は、汚れが目立ちやすく、定期的なメンテナンスが必要になります。
汚れをできるだけ目立たなくしたい場合は、シルバーやグレー系、ベージュ系などの中間色を選ぶのがおすすめです。
2:メンテナンスのしやすさ
ガルバリウム外壁塗装は、汚れが落ちにくいという特徴があります。
そのため、定期的なメンテナンスが必要です。
自分でメンテナンスを行う場合は、高圧洗浄機などを使用する必要があります。
高所作業になる場合は、安全に十分注意しましょう。
3:艶の有無
ガルバリウム外壁塗装には、艶ありと艶なしがあります。
艶ありは、汚れがつきにくく、耐久性が高いというメリットがあります。
一方、艶なしは、マットな質感がおしゃれで、落ち着いた印象を与えます。
汚れが目立ちやすいというデメリットがありますが、経年変化による色の変化が少ないというメリットもあります。
まとめ
この記事では、ガルバリウム外壁塗装の種類と色選びのポイントについて解説しました。
ガルバリウム外壁塗装は、耐久性やデザイン性に優れた外壁材ですが、種類や色によって特徴が異なります。
この記事を参考に、ご自身の家のデザインやライフスタイルに最適なガルバリウム外壁塗装を選んでください。