これから家を建てる予定で、瓦屋根に合う外壁の色選びに悩んでいる、デザインにこだわりたいみなさん。
瓦屋根に合う外壁の色って、どんな色が合うのか、どんな組み合わせが素敵なのか、気になりますよね。
この記事では、瓦屋根に合う外壁材と外壁色の選び方について解説します・
□瓦屋根に合う外壁材とは?
瓦屋根に合う外壁材には、それぞれの特徴があります。
1: サイディング
サイディングは、板状の建材を並べて貼っていく外壁材です。
カラーやデザインバリエーションが豊富で、瓦屋根にも合わせやすいのが特徴です。
比較的リーズナブルな価格帯の製品も多いですが、表面が徐々に劣化していくため、10年前後で外壁塗装が必要になります。
耐用年数は30年前後と短めなので、瓦屋根より先に交換時期が来る可能性があります。
2: モルタル
砂とセメントを混ぜてつくるモルタルは、表面仕上げのパターンが豊富です。
刷毛引き、リシン、吹付タイルなど、手作業で表面仕上げを変えることができます。
和風から洋風まで、様々なテイストに対応できます。
3: 漆喰
純和風や南欧風のテイストでは、瓦屋根と漆喰の外壁を組み合わせることもあります。
漆喰は消石灰を原料とする塗り壁材で、モルタル同様、手作業仕上げなので自由にデザインを変えられます。
凹凸のないなめらかな仕上げは純和風、小手や刷毛で模様をつける仕上げは南欧風の家に良く合います。
4: タイル
瓦屋根と同じように粘土や土を焼き固めてつくるタイルも、瓦屋根と相性の良い外壁材の一つです。
耐久性が高く高級感もあるタイルは、瓦屋根と同じような特性を持っています。
カラー、サイズ、表面加工のバリエーションも多いため、和風からモダンまで幅広いテイストにも合わせやすいでしょう。
□瓦屋根と外壁の色を組み合わせるポイント
瓦屋根と外壁の色を組み合わせる際には、いくつかのポイントを押さえましょう。
1: 屋根の色との調和
瓦屋根の色は、黒や茶系など、暗い色が人気です。
暗い色の瓦屋根には、明るい色の外壁がよく合います。
白や薄いグレーなどの中立色を選ぶことで、スッキリとした印象に。
薄いベージュや薄いグリーンなど、暖色系の色を選ぶことで、温かみのある優しい印象に仕上がります。
2: 外壁材の種類
外壁材には、サイディング、モルタル、漆喰、タイルなど様々な種類があります。
それぞれの素材が持つ特徴や色合いを理解した上で、瓦屋根とのバランスを考えましょう。
3: 全体のバランス
外壁の色だけでなく、玄関ドアや窓枠、雨どいなどの付帯部の色も考慮することが大切です。
全体の色調を統一することで、まとまりのある美しい外観を実現できます。
4: 具体的な色の組み合わせ例
・黒瓦屋根 × 白の外壁: シンプルで洗練された印象に
・黒瓦屋根 × ベージュの外壁: 温かみのある優しい印象に
・黒瓦屋根 × 薄いグレーの外壁: スタイリッシュでモダンな印象に
□まとめ
瓦屋根に合う外壁の色選びは、外壁材の種類、屋根の色との調和、全体のバランスを考慮することが大切です。
具体的な色の組み合わせ例を参考に、あなたの理想の外観を実現しましょう。