外壁塗装の際は予算や塗料のグレードなど考えるべきことが多くありますが、他にも忘れてはいけないことの1つとしてご近所への配慮が挙げられます。
ご近所への挨拶は業者が行うものとお考えの方も多いですが、できればご自身でも挨拶に行っておくと後々のトラブルに発展しにくいです。
本記事では、外壁塗装前にご近所への挨拶は必要かどうかについて解説します。
挨拶の内容もご紹介しますので、ぜひお読みください。
□外壁塗装前にご近所への挨拶は必要?
外壁塗装の最中や後にご近所トラブルが発生することを防ぐためにも、塗装前にご近所へ挨拶しておくことは必要不可欠です。
では、具体的にいつ頃、どのような挨拶をするべきなのかについて、ここでは解説します。
*挨拶する時期
ご近所へ挨拶をするベストタイミングは、外壁塗装を開始する1週間前です。
外壁塗装開始よりも早すぎる場合は忘れられてしまう可能性があり、遅すぎる場合は急すぎる印象を与えてしまいますので、ちょうど良い1週間前頃が良いでしょう。
ただ、絶対に1週間前という決まりはありませんので、ご自身の都合に応じて臨機応変に対応してもらっても大丈夫です。
*挨拶の内容
挨拶の内容には、工事の日程と外壁塗装工事に協力していただくことの2つを必ず含めましょう。
外壁塗装がいつ頃から始まり、いつ頃終わるのかはもちろん、資材搬入の時期もわかっていれば伝えておくと、思わぬトラブルに発展することを防げるでしょう。
また、外壁塗装の作業中は塗料や水が飛散する可能性がある場面や、資材搬入のトラックが出入りする場面などご近所の方に協力を求めなければならないシーンが多くあります。
その旨も、できる限り詳しく伝えておきましょう。
□外壁塗装で周囲に与える影響
騒音や悪臭、材料の飛散などは外壁塗装においてはつきものとも言えます。
足場を設置する際や高圧洗浄の際には大きな音が鳴ってしまいますし、塗料の臭いは決して良い臭いとは言えません。
また、塗料や水が飛散してしまう恐れもあるでしょう。
それらは、事前に伝えておくことで対策可能です。
騒音には耳栓、悪臭には窓を閉めるという対策を講じることで、外壁塗装の際に生じるストレスを減らせます。
また、養生を行えば塗料の飛散を防ぐことが可能ですので、ご近所へ挨拶に行く場合は上記のような影響についても触れておくと安心です。
□まとめ
外壁塗装の際は騒音や悪臭、塗料の飛散など周囲に悪影響を及ぼしてしまう恐れがあるため、ご近所さんへの事前の挨拶回りは欠かせません。
塗装開始の1週間ほど前を目安に挨拶へ行き、工事の日程や外壁塗装の際に生じてしまう悪臭や騒音についてなどわかる範囲でできる限り説明しておきましょう。