建ててすぐの頃のマイホームは綺麗だったものの、長年住み続けていると外観の汚れが目立つようになってしまいます。
そこで、外壁塗装を考えるものの、業者に頼んでしまうと費用がかかってしまうため、DIYで外壁塗装をしようと考える方も多くいらっしゃると思います。
そこで本記事は、外壁塗装をDIYする方へ向けて、外壁塗装の工程で大切なシーラー塗装についてご紹介します。
シーラーの塗り方もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
□そもそもシーラーとは?
DIYで外壁塗装をお考えの方は、外壁塗装の手順について調べている方も多くいらっしゃると思います。
手順を調べる際、「シーラー」というワードをよく目にするのではないでしょうか。
そもそもシーラーとは、下塗りに使われる塗料です。
外壁塗装の経験がない方は、色をつける塗料のみを塗装するというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実は色をつける塗料は上塗り材にあたります。
シーラーの語源は「シール(seal)」に由来しており、密封するという意味を持ちます。
*シーラーの必要性
シーラーは外観の見栄えをよくするだけでなく、外壁を保護するためにも大切です。
シーラーを塗らずに上塗りだけを行った場合、外壁が塗料を吸収してしまい、本来必要となる塗膜の厚みを出せません。
そのため、耐久性が下がり、色むらができる可能性も高くなります。
下地の調整は外壁塗装を成功させる上で、非常に重要な工程です。
外壁塗装を成功させるためにも、シーラーで下地をしっかりと作りましょう。
□シーラーの塗り方とは?塗装の手順をご紹介!
シーラーを塗るために、最低限用意しておきたいものは以下の通りです。
・はけ
・ローラーはけ
・ローラー用の長柄
・トレイ
・マスカー
・マスキングテープ
・高圧洗浄機
*手順1:外壁の洗浄と補修
外壁塗装成功の鍵は、下地調整が握っていると言っても過言ではありません。
下地調整にもさまざま工程がありますが、外壁についているほこりや汚れを取り除くことは、最も大切な下地調整と言えます。
はけを使い、ほこりを除去した後は、高圧洗浄機を使用して外壁を洗浄しましょう。
*手順2:各部の養生
ここで、塗料が付着してはいけない部分をマスカーで覆ったり、マスキングテープで養生します。
*手順3:シーラーの塗装
シーラーをトレイに移し、ローラーはけに必要な分量を染み込ませましょう。
広い外壁面はローラーで、細かい部分ははけで塗装すると良いでしょう。
□まとめ
外壁塗装は外観のデザインを良くするだけでなく、外壁の耐久性を維持するためにも必要なメンテナンスです。
外壁塗装の効果を最大限に発揮するためには、シーラーでの塗装を忘れずに行いましょう。
DIYで塗装をお考えの方は、本記事でご紹介した塗り方を試してみてくださいね。