家を建設するとなると、工期は数カ月に及ぶのが一般的であり、日程調整にも時間がかかります。
では、外壁の塗装工事を行なう場合、工期はどれほどかかるのでしょうか。
ここでは一般的な家屋の外壁塗装に必要とされる期間および作業工程についてご説明いたします。
■最初の4日間で塗装の下準備を行なう
職人が現場へ来て作業する期間は、外壁と屋根を合わせて約10日間が一般的です。
1日目は「資材の搬入」および「近隣へのご挨拶」がメインとなります。
塗料の飛散を防ぐためにどんな対策を取るのかについても説明する必要があるでしょう。
2日目は「洗浄用養生カバーの設置」および「足場のくみ上げ」を行ないます。
これにより、本格的な塗装作業の下準備が整います。
3日目は「外壁と屋根の洗浄作業」を行ないます。
ここでポイントとなるのは「汚れの程度」です。
苔やカビがびっしりと生えてしまっていたり、チョーキングが広範囲で起きていたりする場合には、作業に2日ないし3日がかかることもあります。
4日目は「古い塗装の剥離」および「破損個所の修繕」です。
ひび割れている部分の修理や、コーキングの打ち直し個所が多い場合には、作業が3日以上かかることもあり得ます。
5日目は「塗装用の養生シート設置」を行ない、ここで大型のビニールシートを設置していきます。
■6日目以降が本格的な塗装作業
6日目から8日目は「本塗装」です。
塗装は3回行なうのが基本なので、作業時間は最低でも3日必要となることを覚えておきましょう。
9日目は「点検作業」です。
塗り漏らしている部分や塗りムラになっている個所が無いかを細かくチェックして、必要であれば手直しを行ないます。
10日目は「シートの撤去」および「足場の解体」となります。
■工程表が10日未満になっている業者は注意が必要
塗装の工期日程はどれだけ早くとも10日間は必要であり、家の作りが複雑で足場の設置が難しかったり、天候が良くない日が続いたりした場合には工期が10日以上になる場合もあります。
「10日よりも短い工期で仕上げます」という業者は、手抜き工事をする可能性が非常に高いということを覚えておきましょう。
川崎市高津区を中心に塗装工事を行なっている山下塗装工業は、事前の調査を綿密に行なうことで、可能な限り正確な工期を事前に通知してくれるという評判を獲得しています。
「工期日程に関して分かりやすい説明をしてくれる業者を探している」という方におすすめしたい地域密着型の塗装業者です。