優良な塗装業者を見分ける1つのポイントとして「作業員が塗装業専門の資格保有者であるかどうか」という点が挙げられます。
では、塗装の技術を保証するどんな資格があるのか、ご一緒に調べてみましょう。
■国家資格である「塗装技能士」
塗装作業員として働く人の多くが取得を目指す資格として「塗装技能士」が挙げられます。
この資格が無ければ働いてはいけない、という訳ではないものの、基本的な知識と技術を有している事が証明できることから、受験者が多い資格の1つとなっています。
塗装技能士には「2級」と「1級」があります。
2級は都道府県知事による筆記のみの認定資格で、2年以上の実地経験を持つか、もしくは技術系の専門学校を卒業していれば受験資格を得ることが可能です。
一方、1級は国家資格であり、筆記と実技の2部構成となっています。
塗装作業の実務経験が7年以上、もしくは2級を取得してから実務経験が2年以上ある人が受験資格を持っています。
合格率は例年50%から60%程度です。
■「有機溶剤作業主任者」を目指す人も多い
「有機溶剤作業主任者」は、一般社団法人である「労働技能講習協会」が認定している資格です。
塗装で使用する溶剤および薬剤の取り扱いに関して4時間の講習を受けた後、学科試験をパスすることで交付されます。
溶剤が人体に及ぼす影響など、専門的な知識を得ることができると評判です。
■「足場の組立て等作業主任者」を取得することで仕事の幅が広がる
高さ5m以上の足場を組む場合には、「足場の組立て等作業主任者」の立ち会いが必要であると法令で定められています。
そのため、この認定資格を保有している事で、戸建だけでなく3階建て以上のアパートやマンションの塗装も行なうことができるようになるのです。
13時間の学科を受けた後に学科試験で合格するとこの資格を手にすることができます。
この他に、「雨漏り診断士」や「リウォール診断士」など、塗料メーカーやNPOが認定している民間資格を取得している人も少なくありません。
加えて、現場作業と営業の両方を担当している人の中には、クライアントの要望をより良く理解できるよう、「カラーコーディネーター」の資格を取得する、というケースもあります。
川崎市高津区を中心としてサービスを展開している山下塗装工業では、作業員1人1人の塗装資格取得を積極的にサポートすることで、サービスの更なる向上を目指しています。
「資格を持った経験のある業者に依頼したい」という人は山下塗装工業に相談すると良いでしょう。