アクリル純度を上げたアクリル系の「ピュアアクリル」
現在、日本で屋根や外壁塗装に最もよく用いられる塗料は、シリコン系の塗料と言われています。
これは、耐久度に信頼のある塗料であり、汚れや色落ちに強い・防カビ性・防藻性等の性能が高く、耐用年数も8~15年で、コストパフォーマンスが良い事から一般的によく使用されています。
耐用年数は一般的にはアクリル系が4~7年と短く、フッ素系が15~20年で最高ランクと言われ、塗料の種類・系列によって耐用年数等の主な性能は決まっていると言っても過言ではありません。
そんな中で、近年オーストラリアのメーカーであるアステック社の「ピュアアクリル」と言う塗料を採用するケースが徐々に増えています。
アクリル系は、先に記した様に、耐久性が低いものですが、実はアクリルは純度を上げると耐久性が増す特長があります。
しかし、過去にはアクリルの純度をあげて塗料化する技術が無かったのです。
これを実現したのが純度を上げたアクリル系の「ピュアアクリル」なのです。
この「ピュアアクリル」の耐用年数は、シリコン系を凌ぐ最高水準の12~15年を達成しており、従来のアクリル系とは全く異なる特徴を備えた塗料となっています。
この塗料のメリットとデメリットは以下の通りです。
メリットとしては、耐久性が高い他に、防水効果が高い、通気性が高い、遮熱性が高い、弾性が高い、2回目以降の塗り直し時には上塗りのみでよい、と言った点が上げられます。
一方でデメリットとして、弾性が高いため劣化に気づきにくい、柔らかい塗料だから熱膨れしやすい、乾燥時間が長く経験ある職人で無いと機能を100%発揮する塗装が難しい、費用が高いと言った点が上げられます。
屋根や外壁塗装をされる場合には、この「ピュアアクリル」と言う塗料のメリットとデメリットを踏まえ、使用塗料候補の1つとして検討することをおすすめします!
ピュアアクリル塗料の効果をもっと知りたいなら、川崎市高津区で外壁塗装をしている山下塗装工業までお問い合わせ下さい!