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塗装でできたピンホールの原因と対策|外壁の小さな穴から起こるトラブルを防ぐ

マイホームの外壁に、小さな穴「ピンホール」を発見して、不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
せっかく建てたマイホームですから、長く綺麗に保ちたいですよね。

この記事では、外壁のピンホールの原因と対策について解説します。

□塗装でできたピンホールとは何か?

塗装ピンホールとは、外壁の塗膜にできる小さな穴のことです。
針で刺したような、あるいは小さな気泡のような見た目で、肉眼でも確認できる場合があります。

ピンホールは、放っておくと以下のような問題を引き起こします。

1: 外観が悪くなる

ピンホールが多数発生すると、表面に小さな穴が目立ち、見た目が悪くなります。
せっかく美しく仕上げた外壁が台無しになってしまうため、外観にこだわる場合は特に避けたい問題です。

2: 塗膜の劣化スピードが早まる

ピンホールを通して雨水や湿気が塗膜の内部に入り込むと、塗膜が早く劣化します。
これにより、防水機能が低下し、建物全体の劣化や寿命の短縮につながる恐れがあります。

3: 塗膜が剥がれる

ピンホールから侵入した雨水が塗膜の内部に溜まり、塗膜が内側から押し出されることで剥がれることがあります。
塗膜が剥がれると、防水機能が失われ、外壁からの雨漏りやカビ・コケの発生などの二次的な問題が発生しやすくなります。

□ピンホールができる原因8つ

ピンホールができる原因を解説していきます。

1: 塗料を薄めすぎた

塗料を適切に薄めないと、粘度が低下し、空気が入りやすくなりピンホールが発生します。
薄めすぎると、塗料の密着性も低下するため、規定の薄め方を厳守する必要があります。

2: 塗膜が厚すぎた

塗膜が厚くなりすぎると、内部が乾燥する前に外部だけが乾き、塗料が硬化する際に内部から空気が抜けてピンホールが発生します。
適切な塗膜の厚さを守り、特に厚塗りを避けることが重要です。

3: 乾燥中の気温が低すぎる

気温が低いと、塗料が乾燥しづらくなり、乾燥不良でピンホールが発生します。
特に5℃以下の気温では塗装を控えるなど、適切な気温で塗装作業を行うことが重要です。

4: 乾燥不足のまま重ね塗りをした

塗料の乾燥が不十分なまま重ね塗りをすると、空気が抜けず、ピンホールが発生する原因となります。
メーカーが指定する乾燥時間を守り、しっかり乾燥させてから次の工程に進む必要があります。

5: 塗装面に汚れが残っていた

塗装面に水分や油分、ゴミが残っていると、それが不純物としてピンホールの原因になります。
塗装前にしっかりと洗浄・下地処理を行い、表面を清潔な状態に保つことが大切です。

6: 道具の選択や塗装の腕が悪かった

適切な刷毛やローラー、スプレーガンを使用しないと、空気が混入しやすくなりピンホールが発生します。
経験豊富な職人による適切な道具選びと技術が、ピンホール防止には不可欠です。

7: 塗装前から穴があった

下地に小さな穴が多数あると、そこに空気が溜まり、塗装後にピンホールとして現れることがあります。
塗装前に下地処理をしっかり行い、穴や凹凸を埋めて平滑な表面を作ることが重要です。

8: 塗装中や直後に地震・大雨があった

乾燥中に地震や大雨に遭遇すると、塗料が乾燥不良を起こし、ピンホールが発生する場合があります。
気象条件を考慮し、天候が安定している時期に塗装作業を行うことが理想です。

□まとめ

ピンホールを発見したら、早急に専門業者に相談し、適切な対策を行いましょう。
定期的な外壁の点検も、ピンホールの早期発見に繋がります。
大切なマイホームを守るため、外壁のピンホールには注意が必要です。

一級塗装技能士 代表 山下
旅行が趣味な山下です。娘の部活を応援するのが楽しいんです(笑)川崎市高津区を拠点に対応しております。当社の特徴は、一級塗装技能士がお客様一人一人の外壁・屋根を守るため一生懸命仕事させていただいていること、塗装の技術がとても高いことと、お客様一人ひとりにしっかり対応することです。お客様の要望を丁寧に聞いて、最適な塗装のご提案ををいたします。
皆様のお家の外壁・屋根のため、すぐに駆けつけます!
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