DIYで家の修繕をしたいと考えている、コストを抑えたい、自分自身で家のメンテナンスをしたいと考えている人にとって、外壁塗装の剥がれは気になる問題ですよね。
自分で直したいけど、どこまでできるのか、プロに頼むべきなのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、外壁塗装の剥がれの原因から、素材別の修復方法、DIYでできる範囲とプロに依頼すべき範囲まで詳しく解説します。
□外壁塗装の剥がれ、DIYで補修できる?
外壁塗装の剥がれは、DIYで補修可能な場合もあります。
しかし、すべてがDIYで対応できるわけではありません。
高所作業や複雑な構造の場合には、プロに依頼する必要があるでしょう。
DIYで補修できる範囲とプロに依頼すべき範囲を理解することが重要です。
1: DIYで補修可能な範囲
・ 軽微な剥がれ:塗料の剥がれが小さく、範囲が狭い場合。
・ 平坦な場所:足場が不要で、安全に作業できる場所。
・ 単純な構造:複雑な構造ではない、比較的シンプルな箇所。
2: プロに依頼すべき範囲
・ 高所作業:足場が必要となるような高い場所。
・ 複雑な構造:複雑な形状や構造をしている箇所。
・ 広範囲の剥がれ:剥がれの範囲が広く、専門的な技術が必要な場合。
・ 原因不明の剥がれ:剥がれの原因が特定できない場合。
DIYで補修する場合、安全に作業できる場所を選び、自分のスキルに見合った範囲で作業を行うようにしましょう。
無理せず、プロの力を借りることも検討しましょう。
□外壁の剥がれの原因と素材別の修復方法
外壁の剥がれは、経年劣化や施工不良など、様々な原因が考えられます。
素材によって適切な修復方法も異なります。
ここでは、モルタル、サイディング、ガルバリウム鋼板の3種類の外壁素材について、それぞれの特徴と修復方法を詳しく解説します。
1: モルタル
モルタル外壁は、セメントと砂を混ぜて作ったもので、耐久性が高いのが特徴です。
しかし、経年劣化や衝撃によってひび割れや剥がれが発生しやすく、放置すると雨漏りの原因となる可能性があります。
・ 剥がれの原因:経年劣化、衝撃、寒暖差、施工不良
・ 修復方法:シーリング剤による補修、モルタル補修、塗装
2: サイディング
サイディング外壁は、軽量で施工が容易なため、近年多く採用されています。
種類も豊富で、デザイン性も高いですが、経年劣化によって剥がれやひび割れが発生することがあります。
・ 剥がれの原因:経年劣化、衝撃、施工不良、塗料の劣化
・ 修復方法:パテやコーキングによる補修、塗装、カバー工法、張り替え
3: ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板は、耐候性、耐久性に優れ、メンテナンスがしやすいことから、近年人気が高まっています。
しかし、施工不良や塗料の劣化によって剥がれが発生することがあります。
・ 剥がれの原因:施工不良、塗料の劣化
・ 修復方法:塗装、張り替え
DIYで補修できる範囲は、剥がれの程度や素材によって異なります。
軽微な剥がれであれば、パテやコーキング、シーリング剤などを用いて補修できます。
しかし、広範囲の剥がれや複雑な構造の場合は、専門業者に依頼する必要があります。
□まとめ
外壁塗装の剥がれは、DIYで補修できる場合もありますが、すべてがDIYで対応できるわけではありません。
剥がれの原因や素材、範囲などを考慮し、適切な方法を選択することが重要です。
軽微な剥がれであれば、DIYで補修を試してみるのも良いでしょう。
しかし、高所作業や複雑な構造、広範囲の剥がれなど、専門的な技術が必要な場合は、プロに依頼することをおすすめします。