この記事では、外壁の補修について興味を持ちながら、専門知識に乏しい方々に向けて、モルタル壁の補修方法について分かりやすく解説します。
モルタル壁のひび割れは一見難しそうに見えますが、基本を理解すれば自宅でも対応可能です。
ここでは、ひび割れの主な原因から、実際の補修手順までを説明します。
□モルタル壁にひび割れが発生する主な原因
モルタル壁にひび割れが発生する原因としては、主に3つの原因があります。
*ドライアウト現象
モルタル壁は新築時に多くの水分を含んでいますが、急激な乾燥により水分が蒸発し、壁材が収縮してひび割れが生じます。
この現象を「ドライアウト現象」と呼びます。
特に直射日光や強風下での急速な乾燥が原因です。
*塗装の劣化
モルタルの主成分であるセメントは水分を吸収しやすく、そのために表面に防水性の塗装が施されます。
しかし、この塗装が紫外線や雨によって徐々に劣化すると、モルタルが水を吸収しやすくなり、乾燥と膨張を繰り返すことでひび割れが起きやすくなります。
*自然災害
地震や台風などの自然災害も、モルタル壁にひび割れを引き起こす大きな要因です。
モルタル壁には衝撃を吸収するシーリング材が用いられていないため、直接的な衝撃が壁にダメージを与え、ひび割れにつながります。
□自宅でできる!モルタル壁の補修ステップ
モルタル壁をDIYで補修する場合の手順について紹介していきます。
1:壁の洗浄と養生
最初に、モルタル外壁の汚れを雑巾やスポンジで優しく洗い落とし、塗料がついてほしくない箇所に養生テープを貼ります。
2:下地(フィラー)の塗布
下地材を塗ることで塗料の密着性が高まり、塗膜の剥がれを防ぎます。
下地を塗らないと塗りムラが生じやすくなります。
3:塗料の適用
下地が乾いたら、塗料を塗ります。
塗料の種類によって耐久性や仕上がりが異なるため、自宅の状態に合った塗料を選ぶことが重要です。
4:防水スプレーの使用
最後に防水スプレーを吹きかけることで、塗料の防水機能を高めます。
このように、DIYで補修も行えますが、緊急度の高い劣化症状が発生している場合は、DIYでの補修は不可能です。
その場合は、専門の会社に依頼するようにしましょう。
□まとめ
この記事では、モルタル壁のひび割れの主な原因と自宅での補修方法について説明しました。
ドライアウト現象、塗装の劣化、自然災害が主な原因であり、補修手順には壁の洗浄、下地の塗布、塗料の適用、防水スプレーの使用が含まれます。
自宅での補修には注意と適切な手順が必要ですが、基本を押さえれば実行可能です。
ただし、大きなクラックや広範囲の損傷にはプロへ相談するようにしましょう。