外壁塗装は建物を保護し美観を保つ重要なメンテナンス作業ですが、火災保険が適用される場合があります。
この記事では、火災保険が外壁塗装に適用される条件とメリットについて解説します。
安心な住環境の確保に役立つ情報をお届けします。

□外壁塗装の火災保険が適用できる条件とは？

＊火災・落雷・破裂・爆発・風災が原因の外壁劣化

住宅火災保険は一般的に火災が原因の損害のほか、落雷、破裂、爆発、風災などの自然災害からの損害を補償します。
たとえば、台風の飛来物や落雷で外壁が損傷した時、適用される可能性があります。

ただし、水害や水濡れ事故では保険が適用されないことが多いです。
洪水や高潮、集中豪雨などによる土砂崩れなどの自然災害がこれにあたります。

＊あらゆるリスクを総合的に補償してくれる住宅総合保険

水害でも保険が適用されるのが住宅総合保険。
その他にも自転車が自宅に突っ込んできた際に発生する壁の破損や暴動、泥棒の侵入による被害などにも適用される可能性が高くなります。

＊経年や老朽での劣化はどんな保険も適用外

住宅火災保険、住宅総合保険どちらの保険であっても経年や老朽による劣化は適用対象外です。

□火災保険を利用する前に知っておきたい注意点！

1．契約した保険金額を完全に受け取ることは保証されていない

火災保険は損害の補償を目指していますので、保険金の支払い額は鑑定人の評価によって決まります。
そのため、被害状況によっては契約した保険金の全額を受け取ることが保証されているわけではなく、請求額との乖離が生じる可能性があります。

また、火災保険は損害を事前の状態に復元するための費用を補償しています。
火災保険を頼りにして、不必要に塗料の品質向上や外壁・屋根材のグレードアップを行わないように留意しましょう。

2．特定の金額を請求すると保険契約が解約されることがある

外壁の塗装に火災保険を適用し、一定額の請求をすると、保険契約が終了する場合があります。
契約内容に疑問がある場合は、保険契約時に同時に問い合わせるよう心がけましょう。

□まとめ

水害以外の自然災害であれば外壁塗装に火災保険が適用される可能性があります。
ただ、請求金額全額を受け取れるわけではないこと、一定の保険金額を請求すると保険契約が終了することがあることに注意してください。
当社では住宅の状況や環境を把握して最適な塗料を選定する専門的知識と、経験豊富な職人による丁寧な施工を致します。
外壁塗装をご検討中の方はぜひ当社までご連絡ください。