外壁の劣化が目立ってくると、外壁塗装を検討される方も多くいらっしゃいます。
外壁塗装の際は塗料や施工時期など決めることが多くあるので、隣家への細かい気配りを忘れてしまいがちです。
ただ、隣家への気配りは非常に重要で、怠ってしまうとトラブルに発展するケースも。
本記事では、外壁塗装の際に生じやすい隣家とのトラブルをご紹介します。
トラブル防止のための対策もご紹介しておりますので、ぜひ最後までお読みください。
□外壁塗装で生じやすい隣家とのトラブルとは?
外壁塗装は騒音や臭いなどで、以下のように隣家とのトラブルに生じてしまうことがあります。
隣家との関係が悪化してしまうと住みにくさに繋がってしまうので、トラブルに発展してしまう事例を把握しておくことが大切です。
*塗装会社の車が道を塞いでしまう
特に足場を組み立てる際は大きな部材が大量に必要になるため、家の前に大きなトラックが停まります。
道路が広い場合はそこまで心配する必要はありませんが、狭い場合は車の通行が困難になってしまうことも。
*騒音
足場の組み立てや高圧洗浄の際は、どうしても大きな音が鳴り響いてしまいます。
特に金属音は、不快に感じる方も多くいらっしゃるので、事前に伝えておくことが必要不可欠です。
*悪臭
塗料の独特な臭いは、苦手とする方も多くいらっしゃいますよね。
知らせもなしに塗料独特の臭いが充満してしまうと、人によっては体調を崩してしまう危険性も。
期間がわかっていれば対策が施せる場合もあるので、わかる範囲で事前に塗料を使う期間を伝えておきましょう。
□未然にトラブルを防ごう!
外壁塗装による隣家とのトラブルは、事前に挨拶回りを行うことで未然に防げます。
挨拶回りの際は、以下の2つに注意しましょう
1.挨拶マナーを確認
挨拶のマナーとして、挨拶に行くタイミングは非常に重要です。
挨拶に行くタイミングとしておすすめの日時は、お休みの方が多い土日祝日の10時から17時です。
両隣と向かい、裏の家を含めた4軒の他に迷惑がかかってしまう家があれば、追加で挨拶に伺うことをおすすめします。
2.作業時間と施工内容を伝える
挨拶で必ず伝えるべき内容は、作業時間と施工内容の2つです。
他にも足場の組み立て日時が決まっていればその日時は騒音の恐れがあることや、塗装中に塗料が飛散する可能性なども伝えておくと安心です。
□まとめ
外壁塗装の際に隣家とのトラブルが生じてしまうケースは、決して稀ではありません。
塗装会社の車が道を塞いでしまい通行が困難な場合や、騒音や悪臭など、事前の挨拶回りを怠ればトラブルに発展する要素が外壁塗装には多く含まれています。
外壁が綺麗になることと引き換えに、隣家との関係が悪化してしまうことを避けるためにも、事前の挨拶回りは必ず行いましょう。